【ヨシ！】作業員の大量被曝事故があった日本製鉄の製鉄所、他にも死亡事故が相次いでいた

兵庫 姫路 被ばく事故あった製鉄所 ほかにも死亡事故相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210628/k10013108681000.html

一方、被ばく事故について、会社は負傷者のプライバシーなどを理由に発表をしておらず、
労働災害の被害者の支援団体は「再発防止のため個人情報を保護しながら必要な情報は広く共有してほしい」と指摘しています。

兵庫県姫路市にある日本製鉄の瀬戸内製鉄所では、1か月前の先月29日、エックス線を使う測定装置の点検中に事故が起き、
30代と50代の男性社員2人が大量の被ばくをして、今も高度な被ばく医療を行う広島大学の施設で治療を受けています。

警察によりますと、この製鉄所では先月、このほかにも事故が起きていて、
21日には協力会社の47歳の男性がダクトの清掃中に一酸化炭素中毒で死亡し、26日には下請け会社の42歳の男性が足場を解体している際に転落して死亡しています。

相次ぐ事故を踏まえて、警察では現場の安全管理に問題がないか調べを進めています。

被ばく事故の発表を行っていないことについて、日本製鉄は「外部へのエックス線の漏えいはなく、事案の性格上、負傷者のプライバシーにより配慮する必要があるため、主体的な公表は控えています」とコメントしています。