政府、食料危機時に農家に対して増産・イモへの作物転換指示法案提出へ。従わない場合罰則規定有🌾🍠

食料供給1900kcal未満→イモへの作物転換指示・配給　危機時

農林水産省の有識者会議は6日、有事や異常気象などによる食料危機を想定した対策をとりまとめた。コメの供給量が2割減った場合に農家に増産を指示するなど、事態の深刻さによって段階的に対応をとる。従わない場合の罰則規定も盛り込んだ。来年の通常国会に関連法案を提出する方針。

　報告書では、予想される事態の進行に合わせて、
（1）食料が不足するおそれが生じる
（2）コメや小麦など主要な食物の供給量が2割減る
（3）国民1人あたりの供給熱量が最低限必要な1900キロカロリー（1日）を下回る、といった三つの段階を想定して対応にあたる。

（1）で首相をトップとする対策本部を設置。
（2）で国民生活に支障が生じる事態を「宣言」したうえで、農家に対して二毛作などで増産を、商社には計画を策定して輸入を増やすよう指示する。
（3）の段階では、農家にカロリーの高いイモなど穀類への作物転換を指示し、休耕地の耕作を求めることも検討する。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRD65470RD5ULFA01X.html?iref=sp_new_news_list_n