【軍事】 韓国との訓練を延期した米国、韓国の次に武漢肺炎患者が多い日本とは計画通り合同訓練実施

駐日米軍司令官が「北朝鮮は東アジア地域にある即時的脅威であるため、連合体制を維持する必要がある」とし、米日連合訓練は計画通り施行すると明らかにした。

駐日米軍司令官ケビン・シュナイダー空軍中将は最近、日本記者クラブと持った懇談会で「米軍は政府が北朝鮮と非核化のための外交的交渉が可能なように(訓練を自制するなど)ずっと支援してきたが、米・朝首脳会談後も北朝鮮は弾道ミサイルや核能力縮小のために目につく措置を取らなかった」として北朝鮮を対象にした連合体制を備えなければなければならないと力説した、と米国の声(VOA)放送が報じた。

シュナイダー司令官は「北朝鮮が昨年、短距離武器を試験発射する姿を私たちは見守った。米国と日本は北朝鮮が行えるどの様な挑発にも対応する準備をしなければならない」と強調した。

日本は韓国に続き世界で三番目に武漢肺炎患者が多い国だが、シュナイダー司令官はすでに計画した連合訓練を中断しない、と明らかにした。

彼は「私たちは米日政府とインド・太平洋司令部指針に従い徹底した防疫を取っている。今でも米国、日本、オーストラリアが参加するコープ・ノース(Cope North)訓練を進行中であり、武漢肺炎が広がった後も日本国内で多様な合同訓練を調整なしに実施している」と説明した。

米軍が日本、オーストラリアとの連合訓練を中断しない理由にロシアと中国を挙げた。シュナイダー司令官は「最近、ロシアと中国の合同軍事訓練が増えており注目している。北朝鮮、ロシア、中国を米国との問題だけで片付ける傾向があるが、これらに対処するには多国籍接近法が必須だ」と強調した。

同放送によれば、米国と日本は去る2月12日から28日まで連合航空練習である「コープ ノース」訓練を実施した。毎年実施されるこの訓練には航空機100機余りと米軍、日本自衛隊、オーストラリア軍が参加する。

ソース：ニューデイリー（韓国語）韓国と訓練延期した米国、日本と連合訓練計画のとおり実施
http://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2020/03/02/2020030200275.html