🇨🇳(つ´ん`)🌳「木を抱きしめる」若者が中国で急増

中国の北京で「抱樹」する若者が増えているという。その目的はいったい何なのか。研究の一環でこうした若者たちにインタビューした英国の社会人類学者が発見したこととは──。

北京の中心部には、樹木がどこにでもある。公園内や道路沿い、さらには民家の中庭にもある。その多くはここ数十年で植えられたものだ。

幹が太い樹木もある。そうした木々はもう何世紀もその場に植わっている。触り心地もいい。友達と手をつないで木を囲んでみたり、木の皮を指でなぞってみたり、幹に耳を当てて内部の働きに耳を澄ましてみてもいい──。

さらに踏み込んだ「抱樹（バオシュウ）」は、ひとつの技術だ。この技量は感覚的に得られるものではない。習得すべきものなのだ。

森林療法コミュニティのリーダーであるウォン・シャオヤンは言う。

「抱樹は、生活のなかに触れ合いを取り戻すひとつの方法なのです」
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