旧幕府側のインテリが考えていた「日本近代化構想」が凄すぎる。高市より賢い

​赤松小三郎（民主的）
「下院は普通選挙、上院は公家・大名で構成される議会を作ろう。万民平等の国にしよう。将軍の地位はただの大臣候補（6人のうちの1人）で、天皇の地位は議会に従う元首だ。日本を民主的に一つにまとめ上げるのだ！」

​西周（徳川の権力を守る）
「下院は武士、上院はすべての大名で構成される議会を作ろう。秩序ある国にしよう。将軍の地位は強力な行政トップ（大君=大統領）で、天皇の地位は政治に関わらない儀礼的存在だ。徳川中心に混乱なくゆっくりと近代化するのだ」

松平乗謨（軍事政権・超中央集権）
「下院は大名と旗本、上院は選ばれた大名10人で構成される議会を作ろう。藩を潰して中央集権にしよう。将軍の地位は国軍の総司令官、天皇の地位は決定を承認するだけの君主だ。徳川が武力で全国を従え、強い国を作るのだ」

​津田真道（連邦制・ドイツ型）
「下院は国民の代表、上院はすべての大名で構成される議会を作ろう。ドイツのような連邦制にしよう。将軍の地位は関東の支配者兼連邦政府トップで、天皇は超非常事態にのみ決定を下す奥の院だ。徳川と諸藩が手を組み、連邦国家を作るのだ」

​山本覚馬（文明開化・三権分立）
「下院は武士（ゆくゆくは庶民）、上院は公家・諸侯で構成される議会を作ろう。三権分立の文明的な国にしよう。天皇の地位は神仏や儀礼の長だ。政治制度だけでなく、男女教育や産業を磨いて国を豊かにするのだ」

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