イスラエルとパレスチナの紛争の原因を3分で解説します

10月6日
​イギリスの三枚舌外交

​​第一次世界大戦のさなか、ヨーロッパでの戦いが膠着状態に陥る中、イギリスは敵国オスマン帝国を打倒するための新たな戦略を模索していました。オスマン帝国は広大な中東地域を支配しており、その内部から切り崩すことができれば、戦局を有利に動かせると考えたのです。
​そこでイギリスは、中東に住むアラブ人、連合国であるフランス、そして世界中に影響力を持つユダヤ人という三つの勢力を同時に利用し、戦争に勝利するという壮大で危険な外交戦略を描き始めます。
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​アラブ人への約束（1915年）
まず、オスマン帝国の支配下にあったアラブ民族に対し、「帝国軍に反乱を起こしてくれれば、戦後パレスチナを含む土地にアラブ人の独立国家を樹立させる」と約束しました（フサイン・マクマホン協定）。これにより、アラブ人はイギリスに協力し、オスマン帝国との戦いを開始します。

​フランスへの約束（1916年）
その裏でイギリスは、同盟国フランスと秘密の交渉を行います。そして、アラブ人に独立を約束したはずの土地を、戦後はイギリスとフランスで分割統治するという密約を結びました（サイクス・ピコ協定）。

​ユダヤ人への約束（1917年）
さらにイギリスは、戦争遂行のための資金援助や国際世論の支持を得るため、ユダヤ人に対し「パレスチナの地にユダヤ人のための民族的郷土（ナショナル・ホーム）を建設することを支持する」と宣言しました（バルフォア宣言）。
​こうして、同じパレスチナの地をめぐり、三者への矛盾した約束が成立しました。
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​1918年、第一次世界大戦はイギリスをはじめとする連合国の勝利に終わります。オスマン帝国は崩壊し、アラブ人は独立の夢が叶うと信じ、ユダヤ人は郷土建設への期待に胸を膨らませました。
​しかし、その期待は打ち砕かれます。ロシア革命で誕生したソビエト政府によって、イギリスとフランスが結んだ秘密協定「サイクス・ピコ協定」の内容が暴露されたのです。アラブ人は、自分たちが独立のために戦っている裏で、その土地が分割される計画だったことを知り、イギリスへの裏切りに激怒します。
​約束を信じていたアラブ人と、同じく約束を信じてパレスチナへ移住を始めたユダヤ人。両者の間で、土地の所有をめぐる緊張が一気に高まり、対立は避けられないものとなりました。

​イギリスは戦後、国際連盟からパレスチナの委任統治を任され、矛盾した約束の後始末を迫られますが、有効な手を打つことはできませんでした。アラブ人とユダヤ人の対立は激化の一途をたどり、血を流す紛争へと発展していきます。
​このイギリスの「三枚舌外交」が蒔いた不信と対立の種は、第二次世界大戦後のイスラエル建国、そして今日まで続くパレスチナ問題という、根深い悲劇として続いています。目先の戦争に勝利するための外交戦略が、100年以上も続く世界で最も解決が困難な紛争の歴史的な原点となってしまったのです。

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まあイギリスが悪いんだよ

そもそも三大宗教の聖地をなんでイギップは他人にあげるみたいなことになったの？
イギップ自体も欲しいんじゃないの？
イギーは無宗教なの？

この時点でユダヤ人だけ力持ちすぎてね？？
残りの2国と扱い違うじゃん

イギリスやばすき
日本が可愛く見える

ネットde真実

他人同士を他人の土地で争わせて利益を得る
これもう半分いろんな紛争見たら同じ構図やろ
ロウ戦争の次は台中を舞台に他人同士を他人の土地でドンパッチングか！？

大元の原因はいいこらネタニヤフがここまで暴走してジェノサイドし続ける原因はなんなんよ

>>17
そりゃ土地を強奪する為でしょ

ペテン師池上彰より的確天晴

根本的な問題は、イギリスにせよ国連にせよイスラエルの建国は認めたけれど
イスラエル領内でのパレスチナ人の生存や土地所有は否定していないってこと
それなのに、イスラエルはイスラエル領内のパレスチナ人を虐殺追放し土地を奪ったばかりか
国連決議に反して停戦ラインを越えた侵略を続けている
イスラエルが一方的な侵略者・虐殺者であることが問題で、どっちもどっちとか
イギリスの二枚舌が悪かったとか、そんな無責任な話じゃない

結局1948の入植が主要因だよ
乗っ取る前提で乗り込んだ戦勝国もそれを後押しした

>>27
主要因は純粋なアラブ人の土地でもないのに
アレッポ以西までアラブ国家だとアラブ人が主張したことだ

少数民族もいるのにすべてアラブ国家にするなんて認められるわけがないだろうと