33年の月日をかけたシャインマスカットが海外生産へ…山梨県知事、小泉進次郎に怒り「徹底抗戦です」

今年豊作のシャインマスカット。東京都内の青果店では一房300円台で販売されていました。一方で、シャインマスカットの海外展開を巡っては、産地が農水省に猛抗議する事態が起きています。

シャインマスカット　海外生産に抗議
山梨県産のシャインマスカットにうなり声をあげる小泉進次郎農水大臣。しかし、持参した山梨県の長崎幸太郎知事はこの表情。

長崎知事
「徹底抗戦です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d0353a2c090623de9f106b3983c9151797e1564

捕捉
シャインマスカットの品種開発は1973年に始まり、1988年にシャインマスカットの親である「安芸津21号」が交配され、最終的に2006年に品種登録されたことから、開発開始から33年かかったと言われています。この品種は、欧州ブドウの香りと日本での栽培を可能にしたアメリカブドウの良い点を組み合わせ、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）が約30年をかけて育成したものです。