日本人、とうとう山賊まで現れる

大阪府警枚岡署が強盗容疑で逮捕したのは、大阪市都島区に住む双子の安ケ平陽真容疑者（２０）と安ケ平昊雅容疑者（２０）ら男５人です。

枚岡署によりますと安ケ平容疑者らは今年７月１９日の未明、東大阪市東豊浦町の「暗峠（くらがりとうげ）」の路上で、男性グループ４人に難癖をつけ、殴る蹴るの暴行を加え、現金１万９０００円を奪った疑いがもたれています。

被害男性の１人の父親から警察に通報があり、事件が発覚。防犯カメラの映像などから、安ケ平容疑者らの関与が浮上したということです。

安ケ平容疑者らは、大阪市鶴見区を中心に活動する半グレグループ「Ｔグループ」を自称しているということです。

警察は、安ケ平容疑者ら５人の認否を明らかにしていません。

事件現場となった「暗峠」は、大阪と奈良の府県境に位置し、ＳＮＳ上の口コミの影響もあり、近年夜景スポットして人気を集めています。一方で、大勢の若者たちが頻繁に夜間にたむろし、ゴミの不法投棄や交通事故などが問題となっていて、府警が警戒を強めていました