維新「国民民主、参政など新興政党に票流出」 参院選総括「全国政党化への道のり遠い」

日本維新の会は17日、改選6から1議席増にとどまった参院選の総括文書を公表した。国民民主、参政両党などの「新興政党」が与党批判の受け皿となり、票が流れたと分析。維新は社会保険料改革を訴えたものの旧来政党とみなされ、現役世代の支持を十分に得られなかったと結論づけた。「全国政党化への道のりは遠い」とも指摘した。

岐阜、和歌山両選挙区で、立憲民主党と候補者を一本化した「予備選」については、多党化の政治状況や影響を勘案し「今後慎重に検討する必要がある」とした。

吉村洋文代表が出演した「ショートドラマ」がテレビ、新聞などのメディアで取り上げられ、広報戦略は奏功したと振り返った。

産経新聞　2025/9/17 16:20
https://www.sankei.com/article/20250917-J4NR3KIRCZLPXM665WPNXU5IJY/表