“投資家”桐谷さん、東京株の反発は「当然」　持ち株が上昇で「22銘柄買いました」

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元プロ棋士で、株主優待だけで生活する投資家“桐谷さん”こと桐谷広人氏（75）が8日、自身のXを更新し、日経平均株価が乱高下している中で自身の持ち株を公開した。

　桐谷氏は先日、「株は先週末のダウや日経平均先物を見ると、更に下げそう」と予想。続けて購入している銘柄も明かし、「表は私の最近の買った銘柄。他にSUBARU、グッドコムアセット、東電を買いました」「写真のものを含めて22銘柄買いました。画面以外では、SUBARU、GMOファイナンシャル、ジャパンディスプレイ、ネットプロテクションズなど。株を買いたい人にとっては今が絶好のチャンス」と報告。

　本日午前中の日経平均株価は一時、2100円を超える大幅な上昇もあった。そんな中で桐谷氏は「さっき、目が覚めて、パソコンを見た。当然今日は反発している　トランプのせいで、不安になった人たちが売り、そのために信用取引で買ってる人たちが担保不足になり、仕方なく投げ売りした。投げ売りが一段落すれば上がるのは当然。猛獣狩りのような投資は、失敗すると、猛獣に襲われて命の危険」と伝えた。

　桐谷さんは365日株主優待と配当で生計を立てる投資家。25歳でプロ棋士に。57歳で引退した。バブル絶頂期の1984年に株を始め、バブル崩壊やITバブル、リーマンショックなど相場の浮き沈みを経験。資産は5億円超とされる。