山形県飯豊町(人口6000人)、地方創生で大学を誘致するも定員40人に対し学生が2人しか集まらず新規募集停止

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241023/6020022223.html

この専門職大学は電気自動車や自動運転の分野で高い技術を持つ人材を育成しようと仙台市の学校法人などが飯豊町から土地の無償貸与などを受け、去年４月に開学しました。

４年制で、定員は４０人ですが、初年度の昨年度は受験者が５人で入学者は３人、今年度は受験者が２人で入学者は２人と大幅な定員割れが続いています。

こうした事態を受け大学は来年度の学生募集を停止すると発表しました。

大学には、専任教員２６人と非常勤講師２０人が在籍していますが、清水浩学長は「認知度が全国へ浸透しきれなかった点を深く反省している。
経営改善策や他の法人への承継などギリギリまで模索してきたが有効な打開策を見いだせなかった」としています。

そのうえで現在、在籍している４人については「卒業するまで学生個々人のニーズに応える手厚い教育を行い、希望する進路先へ就職できるまでサポートする」とコメントしています。

飯豊町商工観光課は「地方創生ということで大学を誘致したので、学生の募集停止は残念だ。今後の対応を検討したい」と話しています。

こんな理系珍しいだろ