「お一人様一点限り」これを1人でいくつも買える裏技あったら教えろください

新型肺炎拡大　医療機関にも「マスク不足」の懸念

2/11(火) 19:46配信

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国的にマスクの需要が増えて各地で品薄状態となっています。
こうした中、鹿児島県内の医療機関にもマスクが不足する懸念が広がっています。

鹿児島大学病院の入口に貼られたマスクの不足を知らせる張り紙。
医師や看護師が最低限必要なとき以外はマスクを着用しないことを、
患者に理解してもらうために貼られました。

（鹿児島大学病院感染制御部・川村英樹副部長）「通常使うペースでいくと１か月分くらいの在庫。入荷も未定」

こうしたマスク不足の懸念は、県内の他の医療機関でも広がっています。
ＭＢＣは、新型コロナウイルスに感染した患者の受け入れができる県内１３の指定医療機関にマスクの在庫状況を聞きました。

回答があったのは、鹿児島大学病院を含む１２の医療機関で、このうち８つの機関が「不足している」または
「１、２か月先の在庫は確保している」と回答、１機関は「流行を受けて在庫を確認中」と答えました。
続いて、マスクの調達状況については、７つの医療機関が「業者に発注しても入荷未定といわれた」
「発注通りの数が手に入らない」と回答しました。

回答した１２の医療機関すべてで診療に影響は出ていないということですが、マスクの過剰な使用を避けたり、
患者と接しない職員の着用をやめたりと、対策を始めているところもあります。

医療用のマスク不足の背景には、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医療機関からの大量発注が相次いでいるという見方や、
世界有数のマスクの生産国でもある中国が、輸出を制限しているという見方があります。

通常ペースで使えば『１か月分の在庫しかない』という鹿児島大学病院。先が見通せない中、
マスクの使用を減らす取り組みを始めています。

（鹿児島大学病院感染制御部・川村英樹副部長）「ぼくらが使うマスクは自分たちがせきをしている時、
せきをしている患者と濃厚接触する時。あとは手術。（患者・医師が）何も症状ない時は基本マスクを外す。
むしろ手が汚染し、粘膜に触れるほうがリスク高い。手指衛生（手洗い）をしっかりしようと。
病院機能に大きな影響がでないようにしたい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00040485-mbcnewsv-l46