南アフリカ総選挙、どの政党を選んでも地獄🇿🇦

アフリカ民族会議(ANC)…中道左派。1994年以降与党。反アパルトヘイトの中核を担った政党として有名。しかし近年は腐敗汚職に加えて経済無策、国の治安崩壊で支持率が急落、離党者も続出している。マンデラ以来の伝統で反イスラエル。

経済的解放の闘士(EFF)…極左のマルクスレーニン主義政党。ANCから分裂して結党。反欧米、反イスラエル、親ロシア、親中国。公約は銀行や大企業の国有化、白人の土地没収など。白人へのヘイトスピーチで党首が有罪判決を喰らう。党首がプーチン信者。

民族の槍(MK)…左派ポピュリスト。汚職で有罪判決喰らったズマ前大統領がANCから離党して作った新党。経済的には左だけどLGBTに反対するなど文化的には右のよく分からん政党。

民主同盟(DA)…右派。主な支持層は白人。アパルトヘイト時代の白人政党の流れを組む。植民地主義に肯定的で、今の南ア国旗🇿🇦を燃やす選挙広告を出すなど近年更に右傾化しつつある。親欧米、親イスラエル。

自由戦線(FF)…極右。議員も支持者も全員白人。差別主義者の党なので当然アパルトヘイトを肯定。白人の多い地方の南アからの分離独立を唱えている。