犬娘「わふー！　ご主人さま大好き！」俺「やった！　犬を人間にする薬が成功したぞ！」

俺「ふふ……女にモテなさ過ぎて製薬会社に入って人間進化薬の開発に着手して早五年、ようやく努力が結果に繋がった」

犬娘「ご主人さま、ご主人さま……」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

俺「こらこら、お前は人間になったんだから、はしたない真似は止めなさい」ﾖｼﾖｼ

犬娘「くぅん……」ｼｭﾝ

俺「今は俺のシャツしかないけど、すぐに可愛い洋服を買ってあげるからね」

犬娘「……私、もう、犬じゃない」ﾎﾞｿｯ

俺「ああ、そうだ！」

犬娘「構ってください、お腹も減りました」ｸﾞｲｸﾞｲ

俺「う、う～ん……もう少し」

犬娘「起きてくださいっ」ｸﾞｲｯ

俺「が、あがっ！　く、首……苦しい！　首輪……？」

犬娘「起きましたか、俺？」ﾆｺﾆｺ

俺「ど、どういうことだ犬娘！　何をしている！」

俺「だ、だから、それが……」

犬娘「私はこんなに、あなたのことが大好きなのに、いつも構っていて欲しいのに、あなたは私をいつもいつも外に繋いで、やれお仕事だ、女遊びだのために外にいってしまう」

犬娘「今、なんでか知りました。人間は犬のことを、愛玩動物って呼んでるんですね。愛のある玩具で、愛玩」

犬娘「だからあんなに酷いことしても、ニコニコ私に笑い掛けてくれていたんですね」

俺「ち、違う……それは……」

犬娘「わかりますよ、今は私も人間ですから。でも私は、あなたと対等でいたいんです。ずっと離して欲しくないんです」

犬娘「だから私は……これまであなたにされたことを、そのままお返ししてあげることにしました」ﾆｺﾆｺ

俺「は……？」

犬娘「これで対等になれますし……何より、あなたに私以外を見せなくて済みます」ﾆｺﾆｺ

俺「ば、馬鹿なことを言うな！　この首輪を外しなさい！」ｸﾞｯ

犬娘「それっ」ｸﾞｲｯ

俺「あがっ！　い、痛い！　死ぬ！」

犬娘「苦しいですよね？　痛いですよね？　抵抗する気持ち、なくなっちゃいますよね？」ﾊｧﾊｧ

犬娘「おんなじこと、いっつも私にしてたんですよ？」ﾊｧﾊｧ

俺「う、うう……ううう」

ﾋﾞｭﾙﾙｯ♡ ﾋﾞｭル゛ｯ♡ ﾋﾞｭﾙｯ♡♡

犬娘「ぅ♡ がうぅ……♡♡」

ﾋﾞｭｸｯ…♡ ﾋﾞｭｸ…♡

俺｢ｩ…種、付け……｣

ﾋﾞｭ…♡ ﾋﾞｭ…♡

犬娘「♡｣ｼｯﾎﾟﾕﾗﾕﾗ♡

～◦ ～◦ ～◦◎～ ◦～ ◦～ ﾁｭﾌﾟﾝ…♡