Windows 2000深夜販売レポート：秋葉原編人出は多いが、比較的落ち着いた雰囲気

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000218/w2k_2.htm

Windows 2000深夜販売レポート：秋葉原編
人出は多いが、比較的落ち着いた雰囲気

2月18日0時、Windows 2000の国内での販売が開始された。もちろん秋葉原でも、新OSの発売時の恒例となったカウントダウンイベントが行なわれた。Windows 2000は、英語版の発売から遅れて日本語版が発売されたWindows 95や98の時と異なり、世界同時発売。そのため、時差の関係で、日本での解禁が世界で最も早いことになる。

　そういうこともあってか、秋葉原は深夜にも関わらずかなり多くの人が集まっていた。人出でいえば、Windows 98の発売の時よりも多いような印象だ。しかし、Windows 98発売の時に見られた警察官による交通整理などもみられず、全体的に落ち着いた雰囲気となっていた。OSの0時販売自体に慣れたこともあるだろうが、Windows 2000がWindows 98ではなく、Windows NT 4.0の後継であることも、少なからず影響しているのだろうか。

　秋葉原で深夜販売を行なったのは、大型店ではソフマップ、ラオックス、ツクモなどで、T-ZONEが参加していない。その点は、今までにない展開だ。

　今回はラオックス ザ・コンピュータ館、ソフマップ秋葉原1号店シカゴ、ツクモパソコン本店の3店を中心にカウントダウンイベントの模様をレポートする。
●ソフマップ秋葉原1号店シカゴ

11時過ぎには店頭は人であふれていた
　ソフマップ秋葉原1号店シカゴでは、あらかじめ「Windows 2000購入者には抽選で100名にプレイステーション2が当たる」と告知をしていた事も手伝ってか、11時過ぎには店舗の側道まで行列ができていた。深夜販売を行なったフロアは1～3階のみ、営業時間は特に定めておらず、「お客様がいらっしゃる間は営業します」との事。
　同店ではWindows 2000のほか、三国志VIIの深夜販売も行なっており、11時過ぎの段階ではWindows 2000とほぼ同数の購入者が列をなしていた。なお、三国志の発売はWindows 2000より一足早く11時50分に開始された。

　カウントダウンは10秒前から行なわれ、行列の先頭に並んでいた3人の購入者がくす玉を割って販売開始となった。Windows 98の深夜販売時と比べるとレーザー光線やスモークなどの演出もなく、地味ではあったが、来店者の数から言えば十分に成功だったと言える。

　購入者のひとりに話を伺ったところ、購入したのはアカデミックパッケージで、3時間程度並んだとの事。同日PlayStation.comでの予約が開始されたプレイステーション2については、「お金があったら購入する。ソフマップのプレイステーション2の抽選にちょっと期待している」と語ってくれた。
ツクモパソコン本店では、17日21時からミッドナイトワゴンセールを行なうなど早い時刻からイベントを開催した。そのため、店頭には早い時間から人だかりができ、盛り上がりを見せた。カウントダウンはレースクイーンの牛川とこさんとツクモガールズによって行なわれ、午前0時と同時にスモークがたかれ販売開始となった。

　しかし、カウントダウンが終了し販売開始となると一気に客の数は減り、3分の2程度になった。Windows 2000の購入特典としては、トートバッグまたは時計のプレゼントのほか、ツクモガールズとの記念撮影も行なわれたが、購入者たちは気恥ずかしさの為か撮影もあまりせず空振りのイベントとなった。同店は12時40分頃には閉店し、他店より早いイベント終了となった。

てか日本が本場メリケンを抜いてWindows大国になったのはほぼNECのせい