マイナポイント2000万人未申請。また期限前パニックか

マイナポイント、早めに手続きを　月末期限、2000万人未申請　総務省

　マイナンバーカード取得者にポイントを付与する「マイナポイント第2弾」の申込期限が今月末に迫っている。

　総務省によると、約2000万人がポイントを受け取る資格がありながら申し込んでいない。希望しない人もいるとみられるが、同省は自治体窓口や申し込みサイトが月末に混み合う事態を懸念。マイナカードの受け取りやポイント申請を早めに終えるようSNSなどで呼び掛けている。

　マイナポイントは、マイナカード取得で最大5000円分、健康保険証としての利用申し込みと公金受取口座の登録で各7500円分のキャッシュレス決済ポイントがもらえる。合計で最大2万円分。

　同省が早めの申し込みを呼び掛ける背景には、2月末の「教訓」がある。ポイントをもらうには、マイナカードの取得申し込みを自治体などで同月末までにする必要があったが、期限が近づくと申請用サイトにアクセスが集中。自治体によっては窓口が数時間待ちとなり現場が混乱したためだ。

　ポイントを提供するキャッシュレス決済サービスによっては、9月末より前に申し込みを締め切る事業者がある。総務省幹部は「自治体の混雑を避け、スムーズに手続きをするためにも、ポイント取得を希望する人は、月末を待たずに早めの申し込みをお願いしたい」と話している。　
https://news.yahoo.co.jp/articles/f484025730e2b88cedd86e4384118ac62d3856f7