「元総理」なのに現職をさしおいていつまでも「総理」って呼ばれてる人いるでしょ？

安倍晋三総理が遺した新しいアイデンティティー　「自分は自分である」次の世代の日本人に遺した最大の贈り物

7/25(火) 17:00配信

【兼原信克「日本の覚醒」】

安倍晋三総理（＝親しい議員や官僚は、退任後も元首相に敬意を込めて『総理』と呼ぶ）の功績を挙げるとき、多くの人が、安全保障上の制度改革や外交上の成功を挙げる。

しかし、安倍総理を「世界の安倍」に押し上げたのは、新しい日本のアイデンティティーと歴史観だということを忘れてはならないと思う。

安倍総理の戦後７０年談話は、日本人の新しいアイデンティティーを提示した。昭和の御代に日本人が経験した動乱、未曾有の戦争、戦後の冷戦の重圧、激しい労働運動、それに続く、めくるめく経済的繁栄は、日本人のアイデンティティーを引き裂いた。

政府と与党自民党が支えてきた米国を中心とする西側への協調路線は、共産圏を支持する急進勢力と激しい対立を生んだ。

また、戦後の日本人には、心のどこかに「アジア解放」を唱えた頃の「欧米に対する反発心」がくすぶっていた。それは正当性のカケラもなかった人種差別や植民地支配に対する反発の名残である。

安倍総理は、野田佳彦総理と並んで、戦後の高度成長世代を代表する初めての若きリーダーだった。

安倍総理は「世界は百年をかけて変わったのだ」とよく言われた。２０世紀後半になって、人種差別や植民地支配、独裁政治が否定された。一人ひとりが平等で、自由で、自分の幸せを求め、守ることができる人類社会が地球的規模で生まれたのは、ようやく２０世紀も末のことである。

「日本は、地球的規模に広がった自由主義社会のリーダーになる」

それが安倍総理の決意だった。「主張する日本（アサーティブ・ジャパン）」と欧米のメディアに揶揄（やゆ）された安倍総理は、やがて「まごうとことなき世界的指導者だ」と広く認識されるようになった。

※以下ソース※

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e8c11044d778174d2344b2a20c2b5dc2d8a5e17

今号は安倍晋三元総理の国葬儀大特集号です。安倍さんと交流のあった30名の方に、ちょっといい話を寄稿いただきました。30人30色、安倍さんのさまざまな魅力があふれています。ときに笑ったり、泣けてきたり……。手に取って読んでみてください。
#ありがとう安倍総理

https://twitter.com/WiLL_edit/status/1574191796476776449

一度に両方出てくる時もある