自民党の元参院議員・溝手顕正氏死去…広島選出、2019年選挙で河井案里を送り込まれ落選

　溝手さんは1987年、三原市長に初当選して2期務めた後、1993年には参議院選挙広島選挙区補欠選挙に自民党から立候補し、初当選しました。

　2006年の第1次安倍内閣で国家公安委員長と防災担当大臣を歴任したほか、自民党参議院議員会長などを務めました。

　2019年の選挙で6期目を目指しましたが、自民党の2人目の公認候補として河井案里氏が出馬したため厳しい戦いを強いられ落選しました。

　関係者によりますと、2021年2月から脳梗塞（こうそく）のため広島市内の病院に入院中で14日夕方に亡くなったということです。