【悪質】甲子園で喫煙の議員、注意しても無視、取材に逆ギレ

8月18日、夏の甲子園の準々決勝で、母校の応援中に禁煙の観客席で喫煙した井手県議。そのすぐ前を野球部員とみられるユニフォーム姿の生徒たちが歩いていく様子も。

井手県議の近くの生徒が気分の不良を訴えた。そのため、学校関係者が複数回注意したが、応じなかったという。

学校関係者は「生徒が頑張っている中で、このようなことが起きて残念。大人としてルールを守ってもらいたかった」と話している。

井手 順雄 県議
「議長いらしゃる？」

井手県議はその後、議会事務局の職員に…

井手 順雄 県議
「すみません、議会事務局の皆さん、いろいろとご迷惑かけました。問い合わせの電話等々あったかと思いますが、大変、反省しておりますので、一つご勘弁を」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/150019?display=1

　学校関係者によると、その“うっかりの喫煙”によって体調が悪くなった生徒もいたといいます。しかし…。

　井手県議：「生徒さんは結構離れていましたよ。4メートル～5メートルは離れてましたね。写真を見たら分かると思うんですが、学生さん写ってないでしょ」

　「生徒との距離は離れていた」と主張する井手県議。しかし、映像を見ると、すぐ目の前をユニフォーム姿の生徒と思われる人が通っていきます。

　さらに写真には…。

　井手県議：「（Q.すぐ隣に小さい子どもが見えるんですけど？）ああ、それは私の知り合いです」「（Q.知り合いでも、お子さんが近くにいる…）はい、はい、はい、はい。そうです。そうです。まぁ、はい、分かりました。申し訳ございません。もう弁解は致しません」

飲酒していたか問われると、はっきり否定していた。

午後に各会派の代表者が集まり対応を議論した県議会。

井手県議は一連の経緯を説明。
そこで明らかにしたのが…。

■井手順雄県議
「喫煙と飲酒を行った。誠に申し訳ないと思っている」

酒を持ち込み飲酒していたと説明を一転させたのだ。
酒が持ち込み禁止とは知らなかったと話した井手県議。

議会運営委員会の委員と自民党県連副会長を辞職すると申し出たが、議員は続ける考えだ。

https://www.kkt.jp/nnn/sp/news100qv7wkakbetxzjn4k.html

１２日に初めてカメラの前で反省の言葉を述べた井手県議。
学校関係者からは井手県議に何度も注意したが喫煙をやめなかったという証言も。

■井手順雄県議
「再三注意されたということは記憶にない。禁煙グッズに替えた。他の人からは分からないかもしれないが、自分としては禁煙グッズで喫煙していた」

その後くわえていたのは、たばこの形をした禁煙グッズだったと主張した。

■井手順雄県議
「吸ったことは間違いない。私の不徳の致すところ、不注意だった」