「数学のノーベル賞」ことフィールズ賞、ウクライナ出身の女性数学者らが受賞。当初はロシアで開催予定だった

4年に1度のフィールズ賞にウクライナの数学者ら　女性受賞は2人目

　国際数学連合（IMU）は5日、「数学のノーベル賞」と呼ばれるフィールズ賞の受賞者に、
ウクライナ出身の女性数学者でスイス連邦工科大ローザンヌ校のマリーナ・ビャゾウスカ教授ら4人を選んだと発表した。
ビャゾウスカ教授は、互いに重なり合わない球を並べて空間を埋める球充填（じゅうてん）問題を、
8次元と24次元で解決したことへの貢献が評価された。女性のフィールズ賞受賞は2人目。

　フィールズ賞は1936年に設けられ、40歳未満の若手数学者が対象。4年に1度開かれる国際数学者会議で授与される。
今回は当初、ロシアで開かれる予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻で会議はオンライン方式に変更、
授賞式をフィンランドで開いた。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ756RCSQ75ULBH004.html