大阪の鴻池国際貿易代表取締役ら３人逮捕　チョベリ危険なアフリカ豚熱発生国から豚ソーセージなど違法輸入の疑い

豚肉のソーセージなど 中国から違法輸入の疑い ３人逮捕

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20220301/2000058338.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ブタの伝染病、ＡＳＦ＝アフリカ豚熱が発生しているなどとして中国からの
豚肉などの輸入が制限されているにもかかわらず、ソーセージなど３９０キロ余りを輸入したとして、
大阪の貿易会社の代表取締役ら３人が逮捕されました。
アフリカ豚熱はブタが感染すると致死率が極めて高く、国内での発生を防ぐため
農林水産省が対策を強化しています。

逮捕されたのは、大阪・東大阪市にある食品などを輸入する「鴻池国際貿易」の
代表取締役で中国籍の肖剛容疑者（３６）ら男女３人です。
捜査関係者によりますと、３人は去年５月から６月にかけてアフリカ豚熱が発生しているなどとして
中国からの豚肉などの輸入が制限されているにもかかわらず、豚肉のソーセージなどお
よそ３９５キロを輸入したとして家畜伝染病予防法違反の疑いが持たれています。

ソーセージなどは３人の関係先を宛先とした国際郵便で関西空港などに持ち込まれましたが、
動物検疫所の職員が発見して警察に相談したということで、警察は
去年１１月に会社を捜索するなどして捜査を進めていました。

農林水産省によりますと、アフリカ豚熱は有効なワクチンがなく、ブタが感染すると
致死率が極めて高いため、日本国内に入り込むと畜産業が大きな打撃を受けるとして
おととし７月から肉製品の違法な持ち込みに対する罰金を大幅に引き上げるなど対策を強化しています。

03/01 11:46