フェミニスト70人がアフガン女性の人権訴えるデモ　表現の自由戦士は二次元しか守らず現実の女性への表現弾圧にはダンマリ

　アフガニスタンの民衆と女性の人権を守ろうと無言で訴える「サイレント・スタンディング」を大阪・梅田でしませんか。そんな呼びかけに25日午後、約70人が集まった。参加者は、「アフガンに光を」「アフガニスタン女性に自由と権利を」といったプラカードを持ち、約1時間にわたって声を出さずにアピールを続けた。

　この日の大阪市内の昼の気温は30度前後まであがった。参加者の1人で、大阪市内に住む、ジュゴン保護キャンペーンセンターのスタッフの池側恵美子さん（55）は「暑いです。でも、アフガンの方々が直面する身の危険に比べたら、たいしたことありません」と話した。
　この行動を呼びかけた「RAWA（ラワ）と連帯する会」の桐生佳子さん（72）は、「5人ぐらいしか集まらないかも、と不安もありました。弱い立場を思いやる方がたくさんいらっしゃる、と改めて思いました。通行する多くの人に私たちの思いが少しでも伝わればうれしい」と話していた。小さい子どもがいるので参加できないけれど、家で連帯の気持ちを共有します、といった連絡もあったという。（編集委員・中島隆）

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