映画『炎628』(1985)とは何だったのか？ベラルーシに侵攻したナチスのアインザッツグルッペン(移動虐殺部隊)の凶行を少年の視点から描く

鉄のカーテンを越えたソ連の十大映画

10. 『炎628』（1985年）

　この映画は荒廃と敗北の絶望感に満ちている。『炎628』は当初「ヒトラーを殺せ」と題されていた。舞台はナチス占領下の1943年のベラルーシ・ソビエト社会主義共和国だ。
妥協なき映画監督として知られるエレム・クリモフ監督は、フリョーラ（アレクセイ・クラフチェンコが好演した）という16歳のパルチザン少年の目を通して歴史の一幕を描くことにした。
スターリングラード出身のクリモフは、身をもって第二次世界大戦の恐怖を経験しており、上辺だけ良く見せた勝利の物語ではなく、硬派な戦争映画を撮りたいと考えていた。

　非人道的な状況で人間性を保つには何が必要か。自分の目で見て決めてみよう。『炎628』の戦争の恐怖で観客を怯えさせることではなく、超写実主義的に、かつ恐ろしいほど正直に、
悲劇の奥深くに隠されたものをさらけ出すことだった。エレム・クリモフにとって重要だったのは、少年の灰色になった髪や顔の皺などの外面的な傷ではなく、むしろ彼の心に残された
内面的な傷のほうだったのだ。

　ソ連のドラマは世界中の映画監督、批評家、歴史家から称賛を受けた。「この1985年のロシア映画は、史上最も破滅的な映画の一つで、そこでは生き残った者が死んだ者を羨まざるを
得ないほどだ」とピューリッツァー賞を受賞した映画評論家ロジャー・イーバートは論評を締め括っている。

https://jp.rbth.com/arts/84867-tetsu-no-curtain-wo-koeta-soren-eiga-10

凄い映画だよな
走って逃げる時後ろ振り向いたら死体の山があったり
小屋ごと燃やして虐殺されたり
最後少年はナチを許すけどとても許せない所業

>>5
単純にとは誰も言ってないんだけど

ベッドに寝ていたおばあちゃんは生かしてあげだな

>>6
あれはほっといても死ぬからほっといただけで
生かしてあげたわけではないでしょ

戦争映画って被害者をどれだけ凄惨に描けるかみたいなとこあるよな

まぁドイツ人は許すみたいな終わりだけど
歴史をたどるとドイツ人の侵略主義の帰結だからな
ならドイツ人が悪い

あの焼死体がギリ息がある状態の爺さんがマジでトラウマ
特殊メイクスタッフ本物の再現のこだわりに命かけ過ぎだろ
観客の心を本気で56すことを目指してつくられてるよな、この映画

>12
あのラストでドイツ人を許すって解釈しちゃうのが不思議

実際殺しまくりだったというのが恐ろしい

見ようと思ったらprimeにねぇじゃん

乳首ポチ

独ソ戦って
異星人同士が星間戦争でもやっているかのような
ジェノサイド競争だよな…

映画の内容は翻訳家がうまく翻訳できなくて間違った字幕や吹き替えや解説文が多いんだぞ。ただ映画の風景に興味があるなら映画の風景に触ると映画の場所に行く夢がかなうとか言い伝えがあって実際に行きたい映画の風景の画面を流したら画面を触ってみよう。他の動画や報道の映像や画像でも触ると報道の場所に行く夢がかなうこともあるからいろいろ試してみよう。

戦争の映画の撮影場所に多いのは基地の飛行機で行く基地の人が平和維持活動している紛争地帯なんだぞ。戦争の映画というのは実際は時代や時刻や日時や地名がどこかもどこの誰なのかも紛争の詳細もわからないような話も多いんだよ。

>>1
Einsatz, Einsetzen – 独inset (push in, put in, set in, insert, use, employ)
押し込む、当てる、充てる

スローロリスくんすき

最後めっちゃ老ける