反社会的な男になりたい。　具体的になにすればええの？

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ハンガリー代表カヌーチームが練習公開　坂出で事前合宿

東京五輪に出場するカヌースプリントのハンガリー代表チームが28日、事前合宿中の香川県坂出市・府中湖カヌー競技場で地元の高校生らに練習を公開した。チームは31日に上京し、8月2日から都内で試合に臨む。

　市は競技場施設を整備し、県とともにハンガリーのカヌーチームの事前合宿を誘致し、2018、19両年にも事前合宿を受け入れている。今回は選手14人、スタッフ14人の計28人が参加。選手の大半は五輪や世界選手権、欧州選手権でメダル獲得経験のある強豪だ。26日に県内入りし、27日から競技場で練習を始めている。

　この日は炎天下、カヤックペアやカヤックシングルのカヌーが、湖上を滑るように進んだ。午前中は地元のカヌークラブなどの中学生が見学し、午後は坂出高と坂出工高のカヌー部員計16人がスマホを向けたり、声援を送ったりしていた。浜田恵造知事、有福哲二市長が出席した激励会もあったが、過去2回実施してきた高校生や地元の子どもたちと選手との交流行事はコロナ禍で中止となった。

　8月の全国高校総体に出場する坂出工3年の亀田新太さんは「ペアでも自分の乗っている4人乗りの艇より速いと感じた」と世界のレベルに感心し、「地元の府中湖で練習してメダルを取ってくれるとうれしい。総体でもメダルが取れそう」と話した。

　選手のシャーンドル・トートカさんは「ジムの器械など施設がとても整っていて、ここに来て強くなった気がする。水の中で一番速い男になりたい」と抱負を述べた。ドーラ・ルッツさんは「コロナ禍でも出場できてうれしい。外出できず、子どもたちとの触れ合いもできないのは残念だが、生徒が手を振ってくれたのがうれしかった」と話していた。