西村大臣「緊急事態宣言下の五輪開催はＩＯＣが最終判断」

15:00　ロッキン中止でも五輪？西村氏「判断はIOC」

　参院議会運営委員会が始まった。山田太郎氏（自民党）は、「まん延防止」措置がでていない茨城県で開催予定の野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が、地元医師会の要請で中止を決めたことに関連して質問した。８月に「フジロックフェスティバル」などが予定される中、基準が明確でないため中止に追い込まれかねないと指摘し、「五輪は開催するのか。観客を入れるのか」と聞いた。
　西村氏は「くり返し申し上げているが、最終的な判断権限はIOCにあると理解しています。感染防止策を徹底しながら大会実現に向けて準備されていると承知している」と述べた。「できる限り、文化芸術、エンターテイメントのみなさんに継続してやっていけるように支援をやっていきたい」と支援策の確認するとした。

東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、安倍総理大臣は、ＩＯＣ＝国際オリンピック委員会のバッハ会長と電話会談し、１年程度の延期を提案したのに対し、バッハ会長は、全面的に同意する意向を示し、遅くとも来年夏までに開催することで合意しました。