中野駅さん、東京23区内のJRで「唯一」エレベーターが無い。一体どこの田舎だよ…。

駅エレベーター　設置まだ？…中野　２３区内ＪＲで唯一　ベビーカー、車いす「不便」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210602-OYT1T50121/

東京五輪・パラリンピックに向けてバリアフリー化が進む中で、東京２３区内にあるＪＲ駅で中野駅（中野区）だけエレベーターがない。駅周辺の再開発を進めるＪＲ東日本や中野区は、駅舎の大規模改修が終わり、供用が始まる２０２６年に設置する計画を示しているが、ベビーカーを使う子育て世代や障碍者からは「先行して設けてほしい」との声も上がる。（増田知基）

ＪＲ東日本によると、中野駅は約１７００駅ある同社の管内で１９番目に多い１日平均約１５万人（２０１９年度）が乗車する。ＪＲ中央・総武線に東京メトロ東西線が乗り入れ、東の都心方面と、西の山梨方面をつなぐ役割を担う。

　区によると、駅は１８８９年に設置され、移設工事を経て１９２０年代に現在の位置に移動。６６年には東西線が乗り入れた。ＪＲ東は９８年頃からエレベーター設置を検討してきたが、古い駅の構造に悩んできた。エレベーターを作ると、関連設備がホーム下を南北に走る通路を狭めてしまい、歩行者が通りにくくなるなどの懸念があるという。

　再開発計画では、新設する西口につなげる形でエレベーターを設置。５階建ての駅ビルも建設され、街の活性化が期待されるが、工事は始まったばかりだ。