シナリオライター「んほぉ～ホモの四人旅たまんねえ～^｣スタッフ(なんだこいつ……)

スタッフ(いやなんだこいつ…)

プロデューサー「さて…今日から私がゲームの開発を引き継ぐことになったわけだが…進捗はどうだい？｣

スタッフ「あっはい…ええと、現在ここまで進んでいます」

プロデューサー「国を追われた王子がクリスタルを巡る争いに巻き込まれる物語…ふんふん…」

プロデューサー「なるほどね…でも今の時代、こんな普通のRPGじゃ通用しないかな…」
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スタッフ「…と、言いますと？」

プロデューサー「分からない？時代はオープンワールドってことだよ！w」

プロデューサー「いやいや…元々これ三部作の構想だったんでしょ？それを一作にまとめるんだから変えちゃっても大丈夫だよ」

スタッフ「ルミナスエンジンはオープンワールド向きの開発環境じゃありませんし！」

プロデューサー「やってみなきゃ分からないでしょ」

スタッフ「弊社にはオープンワールドゲームの開発ノウハウもありませんし！」

プロデューサー「別に失敗してもいいじゃない。中身スカスカでも大丈夫だよ」

スタッフ「いやダメですよ！スカスカなオープンワールドより、リニア方式で中身を充実させた方が絶対良いです！」

スタッフ「いや、あの…」

プロデューサー「というわけで、開発方針はオープンワールドに決定ね！開発スタッフも一新します！ほらみんな、新しいシナリオライターちゃんに挨拶して！！｣

シナリオライター「同人上がりの腐女子ライターです、よろしこ！w」

スタッフ(えぇ…)

シナリオライター「んほぉ～運命を受け入れて死んじゃうノクトきゅん可哀想…つらいよね…やっぱつれぇわ…」ｷｬｯｷｬｯ

スタッフ(…しかもシナリオライターが同人上がりの新人ってどういうことだよ…ストーリーが滅茶苦茶だ…キャラもカマホモ化してるし…」

スタッフ「あ、あの！今の進捗だと納期に間に合わないと思うんですけど！」

プロデューサー「え、マジで？うーん…じゃあ間に合わないぶんは削ってDLCで出そうよ！ついでに主人公が王都を脱出する序盤を映画にすれば、開発期間も削れるし本編の販促もできるし一挙両得だな！！」

スタッフ「……。分かりました」(もう何でもありだな…)

プロデューサー「あとはゲームのオープニングで流れる曲をスタンド・バイ・ミーにしてぇ…ソフトのパッケージには開発スタッフの寄せ書きを入れてぇ…」ﾆﾁｬｧ