IOCディック「日本国民の多くが五輪開催に否定的なのは残念、単に開催が嫌だと言っているのか？」　日本いつのまにかIOCの植民地に

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「日本は無理にでもオリンピックだけ開催すればいい？」IOCの独りよがり＝韓国報道

国際オリンピック委員会（IOC）の現役委員の中で最高位委員であるカナダ出身のディック・ポンド委員は最近、週刊誌『週刊文春』とのインタビューで「菅首相がオリンピックの中止を要求しても大会は開催される」とし、「大会の延期は選択テーブルに存在しない」と明らかにした。日本が新型コロナの拡散で深刻な状況だが、オリンピック開催の方が重要だというIOCの本音を表したものと分析される。

ポンド委員は現在、IOCで影響力が強いトーマス・バッハ会長とも親しい間柄だ。
「日本国民の大半がオリンピック開催に否定的なのは残念」だとし、「大会を開催しても追加の危険性がないという科学的な証拠があるのに、なぜそれを無視するのか。ただ“嫌だ”と言っているのか」とむしろ日本国民を批判した。

ポンド委員の発言はIOCの公式立場と変わらない。さらにバッハ委員長は22日、「東京オリンピック開催を実現するためには犠牲を払わなければならない」という発言までして論議を呼んだ。

オリンピックは“世界の人々の祭り”だという。
しかし、今は“パンデミック・災害”になるとの懸念が高い。
すでに開催国の日本を含め、全世界が警告を発している。ソフトバンクグループの孫正義会長は最近、自身のSNSで「東京オリンピックを誰が何の権利で強行するのか」と疑問を投げかけた。
楽天の三木谷浩史会長は「東京オリンピック開催は自殺行為」だと声を高めた。

ニュージーランド政府の公衆保健顧問であるオタゴ大学のマイケル・ベーカー教授は「今、オリンピックを開催すれば、多くの人が命を失う」と警告した。
米紙・ニューヨークタイムズは「東京オリンピックが“世界的な新型コロナ感染イベント”になり得る」と批判した。
6000人の医療陣が所属する東京保健医協会は「病院が飽和状態で、新型コロナへの対応能力がない」とし、オリンピックの取り消しを強く要求した。

オリンピックの取り消し決定は、IOCだけが行うことができる。
これはIOCと開催国家間で合意された契約事項だ。現在、IOCは東京オリンピックが“観客のいない、無観衆大会”になっても構わないという雰囲気だ。
最悪の場合、東京が新型コロナ拡散で大騒ぎになっても自分たちの問題ではないようだ。

つづく

開催地の国民が参加できないオリンピックは意味がない。しかし、IOCは開催地の東京にオリンピック開催の責任を求めるだけで、オリンピックがもたらす影響は気にしていない。

IOCがこのようにオリンピック開催に固執する根底には金銭問題がある。特にテレビの中継権料は莫大な収入源だ。
ニューヨークタイムズによると、IOCは東京オリンピックの中継権の販売だけで26億4625万ドル（約2900億円）を稼ぐ。これは全体収益の73%を占める金額だ。
米国・NBCは、2032年までのオリンピックの中継権を持つ条件で、すでに15兆ウォン（約1億4800万円）以上をIOCに支払った。
大会が取り消しになるとIOCは莫大な損害はもちろん、あらゆる訴訟に巻き込まれる可能性が高い。

IOCがなぜ無理にでもオリンピック開催を強行しようとするのかは、ポンド委員の発言からもうかがえる。
「安全を考えれば、観客を入場させてはいけない」とし、「全世界の99.5%は（競技を）テレビや電子プラットホームで楽しむので、競技場に観客がいるかどうかは重要ではない」と述べた。
テレビやオンライン中継がオリンピック強行の目的であることを示したわけだ。

五輪の核心は全世界の若者が放つ情熱と闘魂だ。そのような美しいイメージの裏にはIOCの“お金の宴”が潜んでいる。IOCが貪欲さを満たすために血眼になっている間にオリンピックを開催した各都市は相次いで借金に苦しんでいる。
“オリンピックの呪い”という言葉まで出るほどだ。

IOCと東京オリンピック組織委員会は世界保健機関（WHO）との協議を経て、オリンピック参加選手、取材陣などに新型コロナ防疫規範集の“プレイブック”をオンラインで配布した。
プレイブックには、日本入国前後の新型コロナ検査の回数、新型コロナ拡散を避けるための公共交通機関利用禁止などの内容が含まれている。

エニー・K・スパロー医学博士らをはじめとする公共保健専門家4人は最近、ニューイングランド医学ジャーナルに掲載した論文を通して「プレイブックは欠陥だらけで、厳格な科学基準に基づいて制作されていない」と指摘した。

論文の先任著者であるスパロー博士は27日、ニューヨークタイムズとのインタビューで「医学の基本問題だが、これをIOCがこれまで無視してきた」とし、「IOCが今になって基本医学に関心を傾け始めたかは分からない」と批判した。

ギリシャでの古代オリンピックを継承して1896年に始まった近代オリンピックは『スポーツによる世界平和』という大きな目標を掲げた。
東京オリンピックのスローガンも『感動で私たちは一つになる』だった。

だが、東京オリンピックが近づくにつれ、そのような理想や感動は見られなくなっている。むしろIOCの独りよがりが続き、“平和の祭典”というオリンピックの価値はますます損なわれている。

どうせ妄想だろ

自分から今の東京は危険性があるって言ってるな
そんな危険なところで運動会なんて開く方も来る方も嫌だよ