平井デジタル大臣「パンデミック下での五輪開催を日本モデルとして世界にアピールできるのでは？」

平井デジ相、とんでも発言で炎上「パンデミック下での五輪開催モデル日本が初めてつくる」

平井卓也デジタル改革担当相が23日、フジテレビの番組に生出演し、
東京五輪について「パンデミック下での開催モデルを日本が初めてつくることができるのではないか」と述べた。
国際オリンピック委員会（IOC）のコーツ調整委員長が「緊急事態宣言中でも五輪を開催できる」と表明したことへの見解を問われて答えた。

　五輪開催の意義を巡り菅義偉首相が繰り返してきたのは、
安倍政権時代からの決まり文句「人類が新型コロナに打ち勝った証」。
4月中旬の日米会談では、安全な開催に科学的根拠の裏付けを求めるバイデン米大統領を前に
「世界の団結の象徴」と修正したが、帰国後すぐ「打ち勝った証」に戻した。

　平井氏が口にした「パンデミック」は、世界的流行を意味する言葉で「打ち勝った証」とは正反対の状況。
番組で「国民の命と健康を守るのが、政府の一番大きな責務」とも述べたが、本番開催時の感染状況を巡り、首相の認識と大きな乖離（かいり）があることを露呈。
野党から閣内不一致を指摘されることも考えられ、議論を呼びそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/177e0f4425dbdcb1705e1f803f03ef7492de698a