【IOC】バッハ会長、菅首相と会談「観客が入り、安全に試合を観戦できると確信している」

［東京　１６日　ロイター］ – 菅義偉首相は１６日午前、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長と官邸で会談し、来夏の東京五輪・パラリンピック開催に向けて連携していくことを確認した。

バッハ会長は「スタジアムに観客が入り、安全に試合を観戦できると確信している」と述べた。

会談の後、菅首相は記者団に対し、「東京五輪を実現する決意をバッハ会長に伝えた。バッハ会長からは、東京大会を必ず実現し成功させる旨の発言があった」と述べた。

菅首相によると、日本政府側としては観客の参加を想定して検討を進めていることを説明したという。

バッハ会長は１８日まで日本に滞在。加藤勝信官房長官は１６日午前の会見で、会長の来日は東京大会を成功させるためのものとの認識を示した。

2020年11月16日 / 12:19 午後
https://jp.reuters.com/article/suga-bach-idJPKBN27W0AE

■他ソース
菅首相がIOCバッハ会長と会談、東京オリンピック開催を確認「実現する決意」
https://mainichi.jp/articles/20201116/k00/00m/050/061000c

会談冒頭で、菅首相は「人類がウイルスに打ち勝った証しと、東日本大震災から復興しつつある姿を世界に発信する復興五輪・パラリンピックとして、大会の開催を実現する決意だ」と述べ、バッハ氏は「大会は人類の連帯と結束力を表すシンボルになるし、そうするつもりだ。全人類はトンネルの中におり、五輪の聖火はトンネルの先の明かりになる」と応じた。