｢1グループ様1個まで｣を無視しウェットティシューなどを複数買おうとして止められ激昂､店員をボコボコにした暴力団幹部を逮捕

暴力団幹部ら２人が、宮崎市内の店でウエットティッシュなどを店が決めた制限を超えて購入しようとし、止めようとした店員に暴行するなどして逮捕されました。

逮捕されたのは、いずれも指定暴力団神戸山口組系の暴力団で、幹部の児玉文哉容疑者（４７）と組員の浅見潮音容疑者（２４）です。

警察によりますと、児玉容疑者らはことし２月２８日の午前１０時半ごろ、宮崎市の量販店で「１グループ１個まで」と
販売個数が制限されていたウェットティッシュやアルコール消毒スプレーなどを、複数購入しようとしたということです。

止めようとした店員に対して、児玉容疑者らは「ボコボコにするぞ」とか「ぶっ56すぞ」などと脅したうえ、体当たりをするなど暴行を加えたとして、
暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害の疑いがもたれています。

警察によりますと、その後、２人は複数購入して店を出たということです。

警察は認否は明らかにしておらず、転売の目的があったのかなど事件の動機やいきさつを調べています。