【速報】アメリカ1−3月GDP −4.8%

米ＧＤＰ伸び率 マイナス転落か きょう１～３月分発表

2020年4月29日 6時04分

アメリカのことし１月から３月までのＧＤＰ＝国内総生産の伸び率が29日に発表されます。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全米各地で経済活動が制限されたことから、市場ではマイナスに転落するという予想が多くなっています。

アメリカは新型コロナウイルスの感染者が世界で最も多くなっていて、先月中旬に国の非常事態宣言が出された前後から全米各地で経済活動が制限されました。

これによって、失業保険の申請がこの５週間で2600万件を超えたほか、先月の小売り業の売上げ高が統計が始まった1992年以降で最悪となるなど、ＧＤＰの７割を占める消費も落ち込んでいます。

このため市場関係者の間では、29日に発表されるアメリカのことし１月から３月までのＧＤＰ伸び率はマイナスに転落するという予想が多くなっています。

こうした深刻な事態を受けて、ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会がゼロ金利政策に加え、事実上民間企業に直接資金供給する異例の金融緩和策を導入したほか、アメリカ政府も総額300兆円規模の過去最大となる経済対策をまとめました。

ただ、新型コロナウイルスの経済への影響は長期化するという見方も根強く、どのようにして景気の回復を目指すのか大きな課題となっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200429/k10012410011000.html

コロナ収束！経済も復活！

四半期ずっとロックダウンで年率換算–100%以上が見たい

としか

【ワシントン=河浪武史】米商務省が29日発表した1～3月期の実質国内総生産（GDP、季節調整済み）速報値は、前期比年率換算で4.8%減少した。新型コロナウイルスによって3月半ばから経済活動が制限され、6年ぶりのマイナス成長に転落した。