【香港】きょう区議選 民主派がどこまで議席伸ばすかが焦点　２４日

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香港 きょう区議選 民主派がどこまで議席伸ばすかが焦点
2019年11月24日 4時48分香港 抗議活動

抗議活動が続く香港で24日、区議会議員選挙が行われます。市民による直接投票のため、香港では最も民意を反映しやすい選挙とされ、政府への抗議活動を背景に、民主派がどこまで議席を伸ばすかが焦点となっています。

４年に１度行われる香港の区議会議員選挙は18の区議会の合わせて452の議席を選ぶもので、市民による直接投票のため、香港では最も民意を反映しやすい選挙とされています。

現在の議席は親中派がおよそ７割に対し、民主派がおよそ３割と、親中派が圧倒的に大きい勢力となっていますが、一連の抗議活動を通じて広がった政府への反発を背景に、民主派がどこまで議席を伸ばすかが焦点となっています。

一方、抗議活動の激化に伴い、政府寄りの親中派の政党などからは、安全で公正な選挙が行えるのか疑問視する声が相次ぎました。

香港では警察などとの無用な衝突を控えるよう呼びかける動きが広がり、ここ数日、目立った衝突は起きていませんが、香港政府は暴力の停止や交通網の確保が実現できなければ、選挙の延期もありえるという立場を示していて、すべての選挙区で予定どおり投開票が行われるかも注目されます。

投票は日本時間の午前８時半から始まり、警察が投票所などで厳重な警備にあたる中、午後11時半まで行われ、即日開票されます。

全選挙区「親中派 対 民主派」構図

香港の区議会議員選挙は18の区議会、合わせて479議席のうち452議席が市民の直接投票で決まり、香港で行われる選挙の中では最も民意を反映しやすいとされています。

区議会は生活に関わる身近な問題を扱うことが多く、それ自体の権限は大きくありません。しかし、行政長官を決める選挙委員1200人のうち、１割近い117人が区議会議員に割り当てられているほか、議会にあたる立法会議員にも区議会議員の中からの選出枠があり、香港の政治の中でも一定の影響力があります。

現在はすべての議席のうち、親中派がおよそ７割に対し、民主派はおよそ３割で、親中派が圧倒的に大きい勢力となっています。

今回は抗議活動に参加している若者たちの立候補が目立ち、すべての選挙区で親中派と民主派の候補者が争う構図となっています。

また、事前の有権者登録で新たに40万人以上が登録するなど、有権者の関心も高くなっています。

投票は合わせて600余りの投票所で、一部を除いて日本時間の午前８時半から午後11時半まで行われ、即日開票されます。

予定どおり実施されるかも注目
(リンク先に続きあり)

習近平の戦略勝ちだよ