【バドミントン】競技ルール変更へ 21点先取から15点先取に 世界バドミントン連盟が承認

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12/2(火) 16:46

日本バドミントン協会は２日、都内で会見を行い、世界バドミントン連盟（ＢＷＦ）の理事会で「１５点３ゲーム先取制」の新ルールが承認されたと明かした。これまでは２１点の３ゲーム先取制だった。来年の総会を経て正式に決まる。

近年はワールドツアーの試合数増加による選手の負担増が問題視されていた。会見に出席した池田信太郎強化本部長は、日本チームへの影響について「種目によって違う」と慎重な意見。海外勢にフィジカルで押される男子種目、長いラリーを制して優位に立ってきた女子ダブルス種目など、今後の大会結果を見て日本への優位性は判断していくことになりそうだ。

また２０２６年の代表選考基準も発表。「日本のみの選考基準だったが、国際大会での基準値を設けさせていただいた」と、これからは世界選手権や五輪の成績、世界ランキングも総合的に判断して代表を選出する。これにより従来は日本総合選手権（２５日、京王アリーナＴＯＫＹＯ）１位、２位が代表内定していたが、優勝者だけが代表入りの条件を満たすことになった。