公明・竹内氏、議員定数の削減法案「論外」 比例議員「ムダなのか」

公明党の竹内譲中央幹事会会長代理は27日、自民党と日本維新の会が検討する衆院議員の定数削減について「法案を出すこと自体、論外だ」と語った。「なぜ1割という根拠がない」と述べ「こんな話をまともに国会で議論すること自体ナンセンスだと非常に憤りを覚える」と強調した。

記者団に「そもそも定数が多いか少ないかという議論がまずあるべきだ」と訴えた。海外との比較なども考慮すべきだと指摘した。

維新が主張する法施行後1年以内に具体的な削減の方法の結論が出ない場合、比例代表の50議席を自動的に削減する条項に言及した。「比例の議員はムダで、小選挙区の議員はムダでないのか。話にならない」と批判した。

日本経済新聞　2025年11月27日 14:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2742O0X21C25A1000000/