中国、国連に対して日本を非難する公式声明を提出。国連の正式文書として全加盟国に配布される模様

https://m.guancha.cn/internation/2025_11_22_797889.shtml

中国国連代表部のウェブサイトによると、11月21日、中国の国連常駐代表である傅聡氏は国連のアントニオ・グテーレス事務総長に書簡を送り、
高市早苗首相の中国に関する誤った発言や行動について中国政府の立場を明らかにした。

傅聡大使は書簡の中で、高市早苗首相が国会審議において台湾について露骨に挑発的な発言を行ったことを指摘した。これは、1945年の敗戦以来、
日本の指導者が「台湾有事は日本有事」という考え方を公式に提唱し、集団的自衛権の行使に結びつけた初めての事例である。
また、日本が台湾問題への武力介入の野心を表明し、中国に対する軍事的威嚇を発動し、中国の核心的利益に公然と挑戦したのも初めてのことである。
これらの発言は極めて誤りであり、極めて危険で、極めて悪影響を及ぼしている。
中国側からの再三にわたる厳粛な申し入れと強い抗議にもかかわらず、日本側は依然として反省の姿勢を示さず、誤った発言を撤回しようとしない。
中国側はこれに対し、強い不満と断固たる反対を表明する。

傅聡大使は書簡の中で、高市早苗氏の発言は国際法と国際関係の基本的規範に著しく違反し、戦後の国際秩序を著しく損なうものであり、
14億人を超える中国人民と日本の侵略によって被害を受けたアジア諸国民に対する露骨な挑発行為であると述べた。

台湾は中国の神聖なる領土であり、台湾問題をいかに解決するかは中国人民自身の問題であり、いかなる外部からの干渉も許されない。
日本が無謀にも台湾海峡情勢に軍事介入するつもりであれば、それは侵略行為となる。

中国は国連憲章と国際法に基づき、自衛権を断固として行使し、国家主権と領土保全を断固として守る。
第二次世界大戦の敗戦国である日本は、歴史的犯罪を深く反省し、台湾問題に関する政治的コミットメントを遵守し、挑発と越境行為を直ちに停止し、誤った発言を撤回しなければならない。

この書簡は国連総会の公式文書として全加盟国に配布される予定。

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