アメリカ→「弁護士国家」 中国→「エンジニア国家」 日本→？

私の見立てでは、米中の本質的な違いは、中国が「エンジニア国家」であるのに対し、米国が「弁護士国家」であるところです。

近年の中国では、最高指導部が全員、エンジニアだったことが何度もあります。それも全員、ソ連風の重工業に強いタイプのエンジニアばかりです。

それゆえ、中国の最高指導部は、どんな問題に対しても解決策を「作り出そう」とする傾向があります。社会がエンジニアリングの対象であるため、社会のなかで暮らす人間たちも数学の問題であるかのように扱われてしまいます。

一方、米国は「弁護士国家」だと言えます。歴代の大統領や連邦議会議員、それから建国の父たちにも弁護士が多いですよね。

弁護士が多い国家の悪いところは、いい取り組みも悪い取り組みも、すべて妨害されてしまうところです。

毎日何時でも芸人がテレビに出続けてる