アメリカのネトウヨ、新NY市長マムダニに「ウガンダに帰れ」 「アフリカに帰れ、負け犬」トランプ「マムダニはイカれた共産主義者」

たとえば、マムダニは自身に寄せられる「ウガンダに帰れ」 「アフリカに帰れ、負け犬」といった差別的ポストを「耳を傾けるべきアドバイス」として紹介し、「わかるよ、君たちの言うことに賛成だ。ウガンダに帰るよ。妻との結婚をお祝いするためにね。でもごめん……またニューヨークに戻って来るんだ！」などと、ジョークで応戦する動画を投稿している。

また、インフレとイスラム教徒の食事であるハラルフードを掛け合わせた造語「ハラルフレーション」をテーマにした動画では、屋台の店主に取材して高額な許可制度の不合理さを暴くとともに、「自分が市長になったら、ハラルフードを値下げする」と訴えた。

こうした自嘲的でユーモアのあるPRは物価高に苦しむ若者や貧困層、移民らに親しみを持って受け止められ、新たな票田を開拓した。また、敵対政党であるはずの共和党のトランプ大統領もマムダニの支持拡大に一部貢献した。

「ゾーラン・マムダニという、イカれた共産主義者が市長になろうとしている。（中略）ひどい見た目で、耳障りな声、頭も良くない。急進派（とされる議員）やアホな連中を味方につけている」

市長選の予備選挙がおこなわれた6月、トランプは自身のSNSに上記内容などを書き込んだ。皮肉なことに、やや品性を欠くこのポストはマムダニがさらに注目される事態を招いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b76020bada4c45f8b41800273b8c1a428cf0e133