ゼレンスキー「ポクロウシクなんて片田舎、ロシアにくれてやるわ！」

ロシアによるウクライナ侵略で目下の焦点となっている東部ドネツク州ポクロウシクでの攻防を巡り、ウクライナ軍のグナトフ参謀総長は7日、「市内から軍を撤退させる計画はあるか」と尋ねた報道陣に対し、「決定が下され、公表が可能になった段階で国民に通知される」と述べた。ポクロウシクを放棄する可能性を示唆した形だ。

ウクライナは同日、ゼレンスキー大統領やグナトフ氏ら軍高官が出席する会議を開催。会議後のグナトフ氏の発言を現地メディアが伝えた。

ゼレンスキー氏も会議後の記者発表で、シルスキー軍総司令官から「ポクロウシクの戦況は厳しい」と報告されたと明らかにした。ゼレンスキー氏はまた、ロシアは多大な損失と引き換えにポクロウシクを制圧し、主目標とするドネツク州全域の制圧が近いと印象付けることで、トランプ米政権による対露圧力の強化を回避しようとしているとの見方も示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6acb9f987fdc73fb05a5d294a5a280b23342914c

見解もう１年以上前から、ポクロウシクは陥落寸前という様相だったので、むしろよく粘ったという印象である。ロシア側に多大な損耗を強いる結果となった。
今や、ウクライナ側にとってみれば、取り残された一般市民と兵員の救出の方が、急務なのではないか。
そして、ウクライナ側は、仮に要衝ポクロウシクから撤退した場合に、どう防衛線と戦線を立て直すかが、重大な課題となろう。