国民民主党もうボロボロ「ぶれてない！」と街宣で喚く、ベテラン記者も「今日が玉木の最後の晴れ舞台」と言い高市も思わず玉木フォロー

各党との連立協議が本格化する前、玉木氏は10日にX（旧ツイッター）で「内閣総理大臣を務める覚悟がある」と宣言した一方、立憲民主党が呼びかけた野党統一候補に乗ることも、公明党が離脱した自民党が呼びかけた連立交渉にも乗ることはなかった。

街宣に先駆けて、高市早苗首相が国会内で国民民主会派に訪れた際、ベテラン記者が玉木氏に対し「玉木氏、きょうが最後の晴れ舞台だから」と心ない言葉も投げかけた。

64歳の首相は56歳の玉木氏について「何いってんのよ。かわいい弟に」とフォローしていた。

現政権は「現役世代を元気にする視点不十分」
玉木氏は街宣で、各党の連立協議を振り返って「テレビでもいろいろ報道され、心配をかけたかもしれないが、私たちはまったくぶれていません」と声を張った。

「国民のためにベストの答えを一緒に出せる政党と組んでいく。ときによって相手は変わるかもしれない。それをぶれているという人がいるかもしれないが、ぶれていない」と強調。

「国民にとって一番必要な政策を進めるパートナーと組めばいい。この政策ならこの政党、あの政策ならあの政党で組めばいい」と述べ、政策ごとに各党と連携していく考えを訴えた。

自維政権に対しては「協力するところはしっかり協力していきたい。ともに日本を良くしていく志は同じだと思う」と述べ、「現役世代を元気にする視点は不十分だ。推進力に欠けている所はわれわれがエンジンに追い風になる」と語った。