【サッカー】J1第26節夕 鹿島×福岡

鹿島　１－１　福岡
[得点者]
50’碓井　聖生（福岡）
84’舩橋　佑　（鹿島）
スタジアム：メルカリスタジアム
入場者数：30,672人
https://www.jleague.jp/match/j1/2025/081601/live/#live
J1順位表
https://www.jleague.jp/standings/j1/

鹿島、舩橋佑のスーパーゴールでなんとか追いつくも…福岡とドローで首位陥落の可能性

明治安田J1リーグは16日に第26節が行われ、鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦した。

直近のリーグ戦連勝を達成して勝ち点を47まで伸ばし、首位に浮上した鹿島。2位・柏レイソルが同勝ち点、3位・ヴィッセル神戸が1ポイント差、4位・京都サンガF.C.が2ポイント差と大混戦の優勝争い真っ只中で、勝利がほしいホームゲームに挑んだ。一方の福岡も、直近7試合負けなし（3勝4分け）と好調で10位に位置。上位を狙えるポジションで、首位との一戦に臨んでいる。

福岡は開始2分、藤本一輝が突破から際どいシュートを放つと、その直後にもハイプレスから決定機を作るなど良い入りを見せる。一方の鹿島もボールを握りつつ、11分にはレオ・セアラのロングシュートやチャヴリッチにチャンスが訪れるなど、チャンスを作った。一進一退の攻防が続く中、福岡は34分に速攻から紺野和也が一対一を迎えるが、GK早川友基がファインセーブ。福岡が鋭い守備で優勢にゲームを進めたが、前半はスコアレスで折り返す。

試合は後半早い時間帯に動く。50分、ボックス左に侵入した藤本一輝が鋭いクロスを送り、碓井聖生がワンタッチで押し込んだ。前半を優勢に進めていた福岡が大きなリードを奪っている。

リードを許した鹿島は、55分に一気に3枚を変えて状況の打開を図る。さらに62分、チャヴリッチに代えて注目の新加入FWエウベルをピッチに送り出した。70分、鈴木優磨のクロスに松村優太がダイビングヘッドで合わせてが、シュートは枠を外れている。

攻めに出たい鹿島は、84分に待望の同点弾を奪う。右サイドでの連携からボックス内に侵入したが、一度は相手守備陣に弾かれる。しかし、弾かれたボールを走り込んだ舩橋佑がダイレクトシュート。豪快な一撃がネットに突き刺さった。苦しい時間が続いていたホームチームが試合を振り出しに戻す。

その後は両チームとも最後まで勝ち越しを目指して前に出たが、決勝点を奪うには至らず。試合は1-1のドロー決着となった。

この結果、鹿島は今季3試合目のドローに。1ポイントの獲得にとどまり、勝ち点は48。他試合の結果次第で今節に首位陥落の可能性がある。一方で8試合負け無しとした福岡は、勝ち点を36に伸ばした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80773bf5f17ef87aa8f3ff8905425b1a2b278894