フィリピン、台湾有事への参戦を宣言

台湾をめぐって米中間で全面戦争が勃発した場合、フィリピンは「介入せざるを得ない」
2025/08/08

フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、台湾侵攻をめぐって米国と中国の間で全面戦争が勃発した場合、フィリピンは「介入せざるを得ないだろう」と述べた。

マルコス・ジュニア大統領の公式訪問の合間に行われたインドメディア「ファーストポスト」のインタビューで、大統領は、台湾に近いことからフィリピンの領土を守るためにフィリピンが関与することは避けられないと語った。

「現実的に考えると、もし中国と米国の間で台湾をめぐる対立が起こった場合、フィリピンが単に物理的、地理的な位置を理由にその争いに巻き込まれずにいることはできない」と彼は8月6日水曜日に語った。

「台湾がフィリピンにどれほど近いかを知るには、私の故郷であるフィリピンの省都ラオアグから高雄という大都市まで飛行機で40分です。それほど近いのです」とマルコス・ジュニア氏は指摘した。

行政長官は、台湾をめぐって両超大国の間で全面戦争が起これば、フィリピンは「それに巻き込まれるだろう」と指摘した。

「そして私は非常にためらいながら、もう一度保証するが、我々は我々の領土と主権を守らなければならないだろう」と大統領は述べた。

https://www.abs-cbn.com/news/nation/2025/8/7/ph-will-have-to-get-involved-should-all-out-war-erupt-between-us-china-over-taiwan-marcos-0628