トランプ、ブチギレ「イーロン・マスクを南アフリカに送り返す」

トランプ氏、マスク氏を再び批判「補助金なければ南アに帰る羽目に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e238aa12b84638d0db7b671a0fdf07ad94344904

トランプ氏は、自身の政策を盛り込んだ歳出法案「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル」にマスク氏が批判したことに激怒し、マスク氏への攻撃を再開。

トランプ氏はマスク氏が**「歴史上、最も多くの補助金を受け取った人物かもしれない」**とSNSで非難。

「補助金がなければ、マスクは南アフリカに帰っていたかもしれない」と揶揄。

トランプ氏はマスク氏が以前率いていた**政府効率化省（DOGE）**に、マスク関連事業を見直すよう提案。

「ロケットやEVをやめれば、莫大な節約になる」と皮肉。

◆背景用語と専門用語の解説

ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル：

トランプ大統領が打ち出した包括的な歳出法案。軍事費・インフラ・社会保障などが含まれるとされる。

財政支出の拡大と同時に、歳出削減や債務問題も絡んでおり、賛否が分かれる内容。

補助金（Subsidies）：

米政府からテスラやスペースXなどの企業に対し支払われた公的支援金。EVや再生可能エネルギー推進策の一環。

トランプ氏はこの点を突いて、「補助金漬けの起業家」としてマスク氏を批判。

政府効率化省（DOGE）：

実在する省ではなく、皮肉や比喩の可能性が高い。名称は「Doge」ミームを連想させる語で、風刺的ニュアンスがある。

トランプ氏による「無駄な公的支出を見直せ」という建前の裏で、マスクへの報復意図がうかがえる。

債務上限（Debt Ceiling）：

米国が借金できる上限額。これを超えると政府閉鎖や債務不履行（デフォルト）に陥る可能性がある。

マスク氏はこれを巡り、共和党の政策を批判。

新党の結成：

マスク氏は歳出法案への不満を表明し、主流政党（共和・民主）に代わる「第三の勢力」構築を目指すと発表。

「民意に基づく政治」や財政健全化を訴える。