【中東】イラン最高指導者ハメネイ師、トランプ氏の最後通告を拒絶「決して降伏しない」

【6月19日 AFP】イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は長年の敵対国であるイスラエルとの交戦6日目の18日、イランは決して降伏しないと断言した。

ハメネイ師はテレビ中継された演説で「この国は決して降伏しない」と断言。さらに、「無条件降伏」を求めるドナルド・トランプ米大統領の最後通告は「受け入れられない」として、「軍事介入すれば、間違いなく取り返しのつかない損害を被ることを米国は認識すべきだ」と警告した。

イラン国営テレビは、イスラエルに向けて極超音速ミサイル「ファッターハ」を発射したと報じ、イラン革命防衛隊も同ミサイルの発射を発表した。

匿名を条件に取材に応じたイスラエル軍当局者は18日、イランが13日以降、約400発の弾道ミサイルと1000機の無人機を発射したと述べた。そのうち約20発のミサイルがイスラエルの民間エリアに着弾したという。

これに先立ちイスラエルのイスラエル・カッツ国防相は、同国空軍の戦闘機がイラン治安部隊の本部を破壊したと発表。イランの首都テヘランのAFP記者は、市内各地で大きな爆発があったと報告した。
ソース/AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3584168