TBS　参院選で選挙報道見直しへ　井上貴博アナ「期間中に選挙報道をしっかりやっていこうと」

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TBS　参院選で選挙報道見直しへ　井上貴博アナ「期間中に選挙報道をしっかりやっていこうと」

　TBS井上貴博アナウンサー（40）が9日、キャスターを務める同局系「Nスタ」（月～金曜後3・49）に生出演し、今夏の参院選で同局が予定している選挙報道への取り組みについて述べた。

　番組では、22日投開票の東京都議選の選挙掲示板について紹介。

　大部分がブルーシートで覆われている不思議な光景があり、7月に投開票される参院選をにらんだ二重構造であることを伝えた。シートで覆われた部分は、参院選の立候補者数を見越したものだという。

　このニュースを受け、井上アナは「そろそろデジタルの時代ですし、掲示板をなくしてデジタルで何かできないかなという感じがしてしょうがないですけどね」と、掲示板の存在意義に疑問符。「予算もふくらむわけですし」とも指摘した。

　出水麻衣アナも「最終的に候補というのは心の中で決めていきますので、掲示板がどこまで効果があるのか。最近、なかなか立ち止まって見ている方も少ないですからね」と、井上アナに同調した。

　また井上アナは「あと選挙で変えなければいけないのは、我々テレビ報道も同じです」とも。放送法では「政治的に公平であること」と定められているが、立候補者や政党の露出度など、公平さを完璧に保つ難しさも指摘されている。

　そのため、選挙期間中には特にテレビ各局の選挙関連ニュースが極端に減る傾向にあった。

　井上アナは「今回は参議院議員選挙の選挙期間中に、選挙報道をしっかりやっていこうということで、今取り組みを進めているところではあります」と、選挙報道の見直しを明言した。