【釧路】食パン万引きの容疑者は北海道新聞社の社員と判明　逮捕時は無職だと自称「財布がなかった」

北海道釧路市のスーパーで2025年4月27日、食パンを万引きしたとして、窃盗の疑いで逮捕された男（56）が、北海道新聞社の社員だったことがわかりました。

男は27日午後4時20分ごろ、釧路市鳥取大通2丁目のスーパーで、食パン1袋（販売価格257円）を盗んだ疑いが持たれています。

男は商品を持って店外に出たところ、警備員に取り押さえられました。

逮捕当時、男は警察官に無職だと自称し職業を偽っていましたが、北海道新聞社によりますと、男は北海道新聞社制作局付の社員で、現在はグループ会社「道新総合印刷」に出向し、釧路工場製作部課長を務めているということです。

また、警察によりますと、男は財布を持っておらず、所持金はなかったということです。

警察の調べに対し男は、「万引きしたことに間違いありません」と容疑を認め、「手元に財布がなかったから盗んだ」と供述しています。

北海道新聞社は、「当社の社員がこのような容疑で逮捕されたことは誠に遺憾です。事実関係を確認し、厳正に対処します」とコメントしています。

4/30(水) 13:05配信　STVニュース北海道
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