【悲惨】市バス運転手として30年勤めあげた男性､最後にうっかり運賃1,000 円を着服したため懲戒解雇､退職金1,200万 円も不払いに 日本

運賃1,000 円を着服した勤続約30年のバス運転手に、退職金1200万 円を一切支給しないとした処分は適法か違法か＿＿＿
公務員の不祥事とペナルティをめぐる注目の裁判で、最高裁は退職金不支給を「適法」と判断。運転手に退職金が支給されないことが確定しました。

▼千円札1枚を手で受け取り着服… 懲戒免職され退職金1200万 円が支給されず

判決の事実認定によりますと、原告の男性は1993年から、京都市交通局で京都市バスの運転手として勤務。しかし2022年2月の勤務中、乗客から5人分の運賃・
計1150 円の支払いを受けた際、千円札1枚を手で受け取り着服しました。

京都市は翌月に、男性を懲戒免職としたほか、退職金約1211万 円を全額支給しない処分を下しました。

男性は免職処分と退職金不支給の処分の取り消しを求め、市を提訴。1審の京都地裁は請求を全面的に棄却し、男性が大阪高裁に控訴しました。

▼“29年に及ぶ勤続の功を抹消・減56するに足りる事情があったとは評価できない” 2審は退職金不支給を「違法」と判断

2審の大阪高裁（牧賢二裁判長）は去年2月、「着服行為により職場の信頼や倫理意識を損ねた責任は重く、年齢や経験なども踏まえると他職種への転換も困難」として、
1審に続き、懲戒免職は適法と判断しました。

一方で、退職金不支給については、「男性の29年に及ぶ勤続の功を抹消・減56するに足りる事情があったと評価するのは相当ではない」と指摘。

▽退職金については給与の後払い的な性格や生活保障的な側面も軽視できない　▽被害金額は1,000 円にとどまり、すでに被害弁償もされている点なども指摘し、
「非違行為の程度や内容に比べて酷にすぎると言わざるをえず、社会観念上著しく妥当性を欠いている」と判断。

1審判決を変更し、京都市に対して退職金不支給処分の取り消しを命じました。これを不服として、京都市が最高裁に上告していました。

▼退職金不支給が “社会観念上著しく妥当性を欠いているとはいえない” と最高裁は判断　元運転手の逆転敗訴が確定

最高裁第一小法廷（堺徹裁判長）は4月17日、「今回の着服は公務の遂行中に職務上取り扱う公金を着服したというもので、それ自体重大な非違行為。
発覚した後の上司との面談の際にも、当初は着服を否認しようとするなど、態度が誠実だったということもできない」と指摘。

「被害弁償がされていることや、男性が29年間勤続し、その間、公金などの取り扱いを理由とする懲戒処分を受けたことがないことなどを踏まえても、
退職金を不支給とした京都市の判断が、社会観念上著しく妥当性を欠いて裁量権を濫用したものとはいえない」と判断。

退職金不支給は適法だとして、大阪高裁判決を破棄しました。第一小法廷の裁判官5人の全員一致の意見で、これにより、男性の懲戒免職と退職金不支給が確定しました。

>>2
なんでばれた

馬鹿みたいな人生だなw

仕方ないよね、そういう仕事してきたってことになるんだし。一度じゃないでしょ

>>1
前からしてそう

50億盗んた奴にも言ってくれよ