【NISA】中国株 1月から+30%の大暴騰！まだ買奴いないよな？😅SP500脳死JAP 夜中に泣く

中国株の調整「間もなく」訪れる－2015年の大暴落前に類似とＢｏｆＡ

2025年3月19日 13:01 JST
・Ｈ株指数とＭＳＣＩ中国指数は１月の安値から少なくとも30％上昇
・ロングオンリー本土投資家は神経質に、テクノロジー分野でバブルも

急上昇してきた中国株は「間もなく大幅な調整局面を迎える可能性がある」と、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストが警鐘を鳴らした。 2015年の中国株大暴落、いわゆるチャイナショック前の状況と現在が類似していると指摘した。

s://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-19/STCOJ2T0AFB400

こうした買いの大半がアリババ(9988.HK), opens new tabや騰訊控股（テンセント）(0700.HK), opens new tabなどの大型ハイテク株に向かっている。中国の人工知能（ＡＩ）新興企業ディープシークが低コストの大規模言語モデルを披露し、中国がＡＩ分野で西側に追いつくとの期待が広がったことが背景にある。

中国政府がこの流れを後押しするようになった以上、市場の熱狂は正当化できるように見える。しかし西側の巨大ハイテク企業はまだＡＩを通じて事業に革新を起こしたり、利益を増やしたりするに至っていない。
つまり中国のライバル企業においてもＡＩの恩恵が顕現化するには時間がかかりそうだが、個人投資家というものは我慢強いタイプではない。これが、株価上昇を持続させる上での１つの懸念材料だ。

２つ目の懸念材料は、香港株上昇の一因に、本土の為替リスクを最小限に抑えたいという思惑がありそうなことだ。トランプ米大統領は既に、中国からの輸入品への関税率を２０％ポイント引き上げており、相互関税に関する検証が完了すれば、４月２日からは米国の主要貿易相手国の多くに追加関税を課すとみられている。
中国当局は今年、人民元を１ドル＝７．２元前後で推移させているが、トランプ氏は中国製品の関税率を６０％まで引き上げると脅しているため、輸出依存型経済の中国はその衝撃から身を守るために通貨切り下げを余儀なくされるとの観測が高まっている。
こうした背景に照らすなら、香港株の上昇は中国経済への信任投票と言うよりは、中国経済の悪化に賭ける取引といった色彩が濃いようだ。