頭のおかしい田舎者たち「津波が来たら集落が消滅してしまう.917億円…町の予算の8年分使ってみんなで高台に移るんよ」

南海トラフ地震発生時に全国最大の津波高34・4メートルが想定される、
人口約1万人の高知県黒潮町。今年2月20日に示した事前復興計画案には、2カ所の高台を造成し、同町佐賀の住民約2千人の移転先とすることが盛り込まれた。

契機は令和3年4月、佐賀の区長12人が町に提出した要望書だった。町の人口に占める65歳以上の割合は45％。
「津波が押し寄せてからでは集落が消滅する」。区長の一人、浜田憲一さん（75）は、危機感を語る。
当初の計画原案には、地震発生後の工程表しかなかった。浜田さんは会議の中で「発生前の整備開始」を強く主張したという。
「最初は移転なんてできるわけがないと思ったけど、佐賀が好きやき、将来に残したい」。
佐賀に住む漁師の妻、明神里寿（さとじゅ）さん（69）はこう話し「学校も病院も、全体で高台に上がらないといけない」と、理解を示した。

ただ、計画案を実現させるための総事業費は約917億円。町予算の8年分超に相当する。
大西勝也町長は「総額を見るとひるんでしまうが、やれることから少しずつやっていく」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c296c5e4ed7b565a1ca779a5f7866a8b164217c5

能登が正解とわかったな