深夜まで職場の後輩とゲームして、流れでパイ揉みとかしたオッサン、無罪になる。裁判所「同意あったと誤信するのも無理もないわ」

職場の後輩女性（当時２５歳）の体を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた男性被告（３３）に対し、大阪地裁は６日、無罪（求刑・懲役３年）の判決を言い渡した。末弘陽一裁判長は、被告が女性に同意があると誤信した可能性があると判断した。

被告は２０２２年６月、府内の女性宅で、女性に抱きつき、胸や下半身を触るわいせつ行為をしたとして起訴された。公判で被告側は、女性の同意があったか、被告自身が同意があると誤信したとして、無罪を主張していた。

末弘裁判長は判決で、女性の「行為は嫌だったが、強く抵抗できなかった」との証言を踏まえ、「女性の同意はなかった」と判断。一方、２人が日頃から頻繁にメッセージのやり取りをし、当日も女性宅で深夜までゲームをするなどしていたことから、「同意なくわいせつ行為に及んだ認識が被告にあったと認めるには合理的な疑いが残る」と結論づけた。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20250306-OYO1T50051/

>末弘裁判長は判決で、女性の「行為は嫌だったが、強く抵抗できなかった」との証言を踏まえ、「女性の同意はなかった」と判断。